リハビリテーション科 ブログrehabilitation

運動を続けるためのモチベーション

理学療法士の太田瑠美です。
コロナ禍において自宅で筋力トレーニングやストレッチを始めた方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、初日はやる気があっても、3日目にはやる気がなくなってしまい、運動を続けることが苦手という方もいると思います。
運動を続けるために必要な「動機づけ(モチベーション)」はどのようなものが良いのかご紹介します。

「動機づけ(モチベーション)」には、「内発的動機づけ」と「外発的動機づけ」の2種類があります。
内発的動機づけは、「運動が楽しい!」「スタイルが良くなりたい!」というような満足感や興味を得たいという気持ちが原動力になり、自ら目標を決定する動機づけです。
外発的動機づけとは、「運動したら褒めてもらえる」、「運動を頑張ったらお菓子を買ってもらえる」というような外部からの評価や報酬などが要因となって行動を起こす動機づけです。

「内発的動機づけ」は「外発的動機づけ」よりも運動を続けるためには効果的であるといわれています。そのため、「楽しい!」と思える運動を選ぶことや「こんなふうになりたい!」と思える目標を立てることで運動を長く続けられると考えられます。

運動が続けられない、やる気が出ないという方は、是非、意識して目標を立ててみてはいかがでしょうか。

太田瑠美

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