リハビリテーション科
リハビリテーション科の特色
当院リハビリテーション科は理学療法士36名(内非常勤1名)・作業療法士3名(内非常勤1名)・鍼灸師1名・リハビリ助手3名が在籍しております。
社会で生活するための基本動作や日常生活動作の獲得および職業復帰、レクレーションレベルのスポーツからプロスポーツ復帰、パフォーマンスの向上など患者さま個人に合わせて必要な支援をさせていただきます。
徒手療法(マニュアルセラピー)、エクササイズセラピー(スポーツリハビリテーション)、認知運動療法、各種物理療法などを駆使して、高いレベルでの専門的アプローチをチームとして提供しております。
入院リハビリテーション
入院患者様には、365日リハビリテーションを提供します。
早期離床、早期日常生活動作獲得を目指し、術後翌日からリハビリテーションを開始します。
- 入院リハビリテーション室
- 歩行練習スペース
外来クリニックリハビリテーション(予約制)
外来患者様に対して、保存治療としてのリハビリテーションを行っています。
また、手術後退院された患者様に対しても必要度に応じて、外来リハビリテーションでの継続的なフォローも行っています。
- 外来クリニックリハビリテーション室
- 運動ゾーン
物理療法の紹介
物理療法ゾーン
物理的エネルギー(水、熱、電気など)を利用し、疼痛緩和や循環の改善、治療効果の促進、リラクセーションを図る物理療法も行っています。
機器紹介
医師やリハビリスタッフの指導・管理の下、最新の医療機器を使用した治療も行っています。
医療用体組成計seca
体重や体脂肪量、除脂肪量、体水分量、骨格筋量などが数10秒で計測可能です。
メーカー曰く今世界で1番正確に計測可能だとか。数値という目に見えてわかりやすい結果は運動のモチベーションにもつながります。
体外衝撃波 ※収束型は医師の診断ならびに処方が必要になります。
拡散型、収束型それぞれの体外衝撃波を照射します。道内の整形外科で導入している病院はまだ少なく、非常に貴重な機械です。患部に衝撃波を照射することで筋肉の緊張の改善や除痛、組織再生といった効果が得られます。
- 拡散型衝撃波
- 収束型衝撃波
超音波
ULTRA SOUNDモードで患部を温めミクロマッサージ効果により筋肉痛や関節痛をやわらげたり、LIPUSモードで骨の形成を促進します。
エスパージ(低周波治療)
TENSモード(痛みを緩和させる)、EMSモード(筋肉を刺激し運動を促す)、MCRモード(損傷部位の治癒を促す)の各モードを目的に合わせ設定し、治療したい部位に電気刺激を行います。
近未来型音波マシンSONIX
筋力強化や骨密度の増加、成長ホルモンの増大、血液循環やリンパ循環の改善、姿勢およびバランス感覚の改善に効果的です。
機械の上に乗ると音波による振動が身体に加わり、その振動がリンパや血液の流れを改善し、身体の代謝を高めます。
スプリント
肘・手関節・手指などの疾患で、変形の防止や痛みの緩和、患部の治癒を阻害しないために、患部の安静固定が必要な方は、主治医の指示のもとリハビリスタッフがスプリント(固定装具)をオーダーメイドで作ります。
スプリントによって、患部をより正しい肢位でしっかり固定し、患部以外の関節をしっかり動かして拘縮を予防することができます。また、素材が軽く、簡単に脱着もでき、日常生活を送りやすいことが利点です。
勉強会
リハビリスタッフは、定期的に科内や院内で勉強会を開催し、知識・技術の向上と共有に取り組んでいます。また、積極的に学会発表や勉強会・講習会に参加し、最新の技術・知識の研鑽に努めています。