作業療法士って何?
初めまして、作業療法士の川本です。
患者様には、よくこのようなことを聞かれます。
「理学療法士(PT)は聞いたことあるけど作業療法士(OT)って何??何が違うの??」
この場を借りて御紹介致します。
厚生労働省にて発表されている定義として、、、
◯「理学療法」とは、身体に障害のある者に対し、主としてその基本的動作能力の回復を図るため、治療体操その他の運動を行なわせ、及び電気刺激、マッサージ、温熱その他の物理的手段を加えることをいう。
つまり、理学療法士は、寝返りや起き上がり、歩行など、日常生活を送る上で欠かすことのできない基本的な動作の獲得·回復を目的としています。
◯「作業療法」とは、身体又は精神に障害のある者に対し、主としてその応用的動作能力又は社会的適応能力の回復を図るため、手芸、工作その他の作業を行なわせることをいう。
つまり、作業療法士は、身近な生活(食事動作、更衣動作、整容動作、トイレ動作、入浴動作など)に関わる活動や応用的(買い物、掃除など)な活動、趣味活動、仕事などあらゆる行動、いわゆる””作業””活動に対して、一緒にできることを増やす、生活の質の向上(QOL向上)に繋げることを目的としています。
参考:https://www.jaot.or.jp/about/topics/detail/271/
整形外科分野では、多くの超急性期(受傷した直後や手術後)の患者様が来院されます。
OTは、指、手、肘、肩など上肢全般を治療していくことが多い職業です。
時期によっては、上肢の怪我をした方が多い時期もあります。
しかし、当院の作業療法士は私のみです。。。。悲しい。。。
お怪我をされた方は毎日辛い思いをされていると思います。
私が担当になった際は一緒に頑張りましょう!!